shin爺のぽかぽか日記

年金生活のおじいちゃんです。まだまだ元気?!車中泊・温泉大好き!

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車中泊旅行・二泊目(三重県・熊野市)

昨夜から今朝にかけて、外はかなり冷え込んでいましたが、車内は朝方には少し寒さを覚えるも一度も目覚めることなくぐっすり快適に眠ることができました。(車内泊、最高(^_-)-☆}・・・え?何がって?もちろん安くかつ快適に旅行ができるからですよ。(^^♪ ) さて、今日はいよいよ熊野古道を歩きます。少しの不安と大きな期待の中で、いざ出発です🌞。 熊野古道松本峠コース4.1kmへの登り口は2箇所。そのうちの一か所が大泊駅近くで、その登り口を目指していると、途中に「鬼が城」という案内板が目につきました。峠を登る前に、ちょっとここを見ることにしました。

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まだ9時前のため観光案内所を兼ねる「鬼が城センター」は開館されておらず、観光客も私たちだけ。時間つぶしにさっそく朝の散歩がてら鬼が城見学としました。

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橋杭岩などと同様に、隆起と浸食によっててきた奇岩群ですが、柔らかい砂岩が洗い流されてかたい部分が残されたためこのような形状になったようです。何とも特有の形状の岩盤です。

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海岸沿いにぐるっと回る1km程の遊歩道が最近設けられたようですが、距離も長く時間がかかりそうなのでセンターへ引き返すことにしました。9時を回っていてすでに開館されていたので、お土産でも・・・と中へ入ってみると、妙に耳に残る曲が繰り返し流れていました。それがこれです^^;

「熊野が好き♪」のフレーズが繰り返し店内を流れます。矢沢永吉のような声で(わざと似せているのかな?)「熊野が好き♪」「家族が好き♪」「熊野が好き♪」と何度も耳に入ってくるのです。 お土産を物色?していると、「新姫・にいひめ」と名前が付けられた小さな瓶入りの飲み物を発見!説明では、スダチ同様の柑橘系で強い酸味と渋みが特徴とのこと。この熊野で発見された種類という触れ込みですが、必死に熊野を売り込もうという勢いを感じます。一本飲んでみると、これまた癖になりそうな味でした。(うっま!!) 家内は家内で子供や孫たちへの土産選びに夢中の様子。そして2階のレストランでお昼に海鮮丼を食べ、支払いをすると館内で買い物をする時に使えるサービス券をくれました。二人がそれぞれに買い物をしてサービス券を提示すると、なんと先ほどの「新姫」の飲み物をくれたではありませんか。とことん「熊野」の名をアピールしてくるのです。好きな味だったのでまたまた飲んでしまいました。気が付けば、店内で流れていた「熊野が好き♪」という曲を口ずさんでいました。我ながら「やられたな!」👋と笑ってしまいました。 気のよさそうな店員さんに松本峠について尋ねると、このセンターのすぐ近くに登り口の一つがあり、もうひとつはちょっと先にあるということでした。車を走らせて5~6台が停められる無料の駐車場を教えてもらいそこに駐車することにしました。ここからいよいよ松本峠へ向けて出発です。

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さあ、気合を入れて登るぞ!!(^^)!
登り口には、地元の方が作って提供してくれたと思われる杖が用意されていました。有難くそれをお借りして、さあ出発です。

登り初めは結構急な道で、石を積み上げた階段状の道が続きます。私自身はある程度脚力には自信(というほどではありませんが、大丈夫だろうという予感)がありましたが、家内が少々心配です。無理せず、ゆっくりと登りましょう(^^♪
鬼が城センター側の登り口は明治時代に作られたもので、こちら側は江戸時代のまま残されているとのことでした。さすがに昔の趣がありますね。
心配をよそに、多少の息切れはあるものの、二人とも順調に登り続けることができました。

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昔の人達はこのような険しい道を登って熊野参詣をしていたんですね。やっと峠につきました。建てられたその日に猟師によって妖怪と間違えられて撃たれ鉄砲傷をつけられた、という大きなお地蔵様が出迎えてくれました。じっくり見るとお地蔵様の左足元近くには確かに穴が開いていました。(これなのかな?)

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お地蔵さんを後にして前に進んでいると、地元の年配の男性とお会いして古道の話を聞いてみました。ほとんどの古道を歩いた中でこのコースは最もお勧めのコースでであることのこと。(ここへ来てよかった(^^♪)すぐ近くに私有地ではあるけれど、梅林があって今見事に咲いている・・・と教えてもらったので一旦そちらへの脇道を行くことにしました。ほどなくするとありました!ありました!美しく咲く梅林です。
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また、昨夜滞在した「七里御浜」の美しい海岸線も見渡すことができました。Oh ! Wonderful,beautiful! 日本、最高
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梅林から再び峠まで引き返して鬼が城センター側の登り口(今は下り口になるのかな?)へと向かうと、東屋に到着。ここも先ほどと同様に七里御浜を始めとする広大な景色が広がりました。ここで持参したおにぎりを昼食にほおばりました。さて、これからしばらく歩くと下りになるようです。 それにしても古道に生えている木々の根がすごいですね。岩盤地帯なので、木々も根を生やすのに必死なんですね。八重山で見た板根(いたね)ほどではないですが似ていますね。
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それから、ゆっくりゆっくり時間をかけてようやく鬼が城センターへ到着。休憩や寄り道を含め4時間半以上かかりました。(自分と家内に「お疲れ様、無事に登れて良かった」と心で独り言)^^;
そこから徒歩10分ほどで駐車場へ。家内と会話する中で、「もう一泊(車中泊)しよう」という話になり、急きょ道の駅探しとなりました。十分な検討をする時間もなく高野山へ向かう途中の「紀州備長炭記念公園」というところに決定。その前に、温泉に入ろうと紀伊田辺の口熊野にある「弁慶の湯」という温泉に向かいました。かの弁慶の出身なのでしょうか???こんな温泉です。夜なのでまたまた十分に様子が分かる写真ではないのですがご容赦を。
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体が温まった後は一路道の駅へ・・・もちろん酒・つまみも仕入れています。( ^)o(^ ) 高野山へ行く道というのは、かの龍神温泉へ行く手前になりますが、行くほどに道が徐々に狭くなり、山を登っていく感じに、家内はやや不安そうです。私は昔バイクツーリングで2~3度走ったことがあるので不安はありません。(^^♪
しかし、道の駅「紀州備長炭記念公園」に着くと、ほとんど明かりが無い!!! な、な、なんと^^;
夜も更けてきているので、少々不安を感じながらも意を決して、車中泊の準備に取り掛かります。2泊目なので準備は慣れたもの?で、昨夜に比べ2/3程度の時間で完了。 以下は、翌朝撮影した道の駅の様子です。備長炭で作った季節外れの風鈴が、寒風に揺れて澄み通る音を奏でていました。「おっ、さぶ!!」
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9時開館のはずなのに朝8時半過ぎになっても一向に人が現れません。おかしいと思い、玄関を確認すると「本日定休日」の札が・・・。どうりで昨夜から人の気配がないはず。 ということで、朝食の場所を目指して出発しました。今日は、南部の梅林を愛でに行こうという趣向です。次回に乞うご期待???ではでは・・・✋