そうです! 本気で取り組みました。(^_-)-☆
約1か月かかりました。フ~~~ッ(#^.^#)
今回は、バイクと言う無機質な対象です。以前から息子に自分が乗っているハーレーの絵を描いてほしいと頼まれていたのですが、なかなか取り掛かる気になれなかったのです。
石川に住む息子は、時々一人でツーリングに出かけているようです。こんなイメージなのでしょうか・・・
これが、息子の愛車ハーレー。家の庭に佇む愛車を魚眼レンズで写したそうです。(右前方に、手作りのピザ窯が見えます。(^。^)y-.。o○ このピザ窯が地域の人々の間で評判になっているそうです。すぐ横に走っている道路から車でよく目に入るのでしょう)
犬や猫などの生き物と違って、直線的なところや曲線的なところなどは特に正確さが要求されるので、ほとんどごまかしがききません。最大の難関は、輪郭が自然に見えてかつ正確に描けないと問題にならないのです。何度も描いては「あ、だめや」「あかん」「なんか歪(イビツ)や」「どこか不自然や」、等どうしても描けませんでした。三点画法や遠近法をしっかり意識して描かなければなりません。
「三点透視図法」
パースペクティブとは「遠近・パース」
ヒトは絵や画像といった2次元平面から空間の奥行きを感じられる。(人間の目でみた3Dの世界を紙の上の2Dに表現する)
視覚芸術において、本来空間が存在しない2次元平面に空間を感じさせるすなわち遠近感をもたらす手法が遠近法。
絵を描くことは、2Dの上でどのように立体感・奥行きを出すかというのが遠近法。
ヒトの目には奥へ伸びる平行線が一点へ収束して映る(透視投影が起きている)」ことに起因するヒトの奥行知覚を利用し、収束する平行線を描くことで遠近感をおこさせる。
数か月後に、最後にもう一度だけ!!と意を決して再挑戦!
何日もかけて慎重に描いてみると、やっと納得のいくデッサンが出来たのです。息子から頼まれて以来約1年。
ま、プロのような見る人が見れば欠陥も見えるでしょうが、自分としては一番の出来に思えたので、これで描き進めることにしました。
デッサンのし始め・・・(何度も描き直し)
結局描き上げたのが、これ。(パース線は消しています)
これだけシンプルに描くのが本当に難しかった!
鉛筆のカーボンを練り消しゴムで消します。薄く線が残ります。これを元に色を乗せていきます。
さあ、塗り始めます。
エンジン部分など機械は特に精細に描いていきます。気が遠くなりそうです。
ひたすら細かく色を乗せて行くので、そのうちに飽きてきます。気晴らしにハーレーのロゴを描き加えてみました。
一歩一歩前に進めてここまで来ました。後輪周りがあと少しです。
総仕上げに、細部の不自然に見える部分を中心に手直しをして・・・
完成です! (^.^)/~~~
じっくり見るとまだまだ直したいところはありますが・・・
これが、元にした写真です。いかがでしょうか?