今回も、ネット上の「絵手紙」の中から気に入ったものを・・・。多少加工しています、悪しからず<m(__)m>・・・
「70の手習い?・・・その3」です。
意味を間違えて使いやすい言葉シリーズ・・・の続きです。
①破天荒
×豪快、無茶なことをする ⇒ ◯前人未到の偉業を成し遂げる
豪快に振る舞ったり無茶をしたり、自由気ままに振る舞ってメチャクチャなことをする様子を「破天荒」と言ったりしますが、これは誤りだそうです。これも間違いやすいなぁ(>_<)
②たそがれる
×もの思いにふけること ⇒ ◯日が暮れて薄暗くなること
「たそがれる」は「黄昏れる」と書き、日が暮れて薄暗くなること。夕暮れの物悲しい雰囲気と重ね合わせて、もの思いにふけっている様子を指して使われるようになったようです。でもこれも間違いなようです。
③うがった見方
×ひねくれた見方 ⇒ ◯本質を的確に捉えた見方
疑ってかかるような見方、という使い方は誤り。
「穿つ」は「穴を掘る」という意味で、「物事を深く掘り下げて本質を捉えた見方」を意味するので、最近よく使われる「疑った見方」の意味で言う場合は、「ひねくれた見解かもしれませんが」「斜に構えた意見ですが」などの表現の方が良いようです。
④元旦
×1月1日 ⇒ ◯1月1日の午前中
「元日」は1月1日の一日中、「元旦」は1月1日の午前中。
「旦」は地平線から太陽が出てくる様子を表しています。
⑤おっとり刀
×のんびり駆けつける ⇒ ◯慌てて駆けつける
「おっとり」の語感に惑わされて、「後からのんびり駆けつける」という意味と勘違いしやすいのだとか。「おっとり」は「押し取り」が転じたもので、「おっとり刀」とは刀を押し取るように勢いよく握りしめ、慌てて駆けつける、という意味になるのですね。
⑥さわりの部分
×最初の導入部分 ⇒ ◯話のメインとなる部分
話の聞かせどころ、要点や、最も興味を引く部分のこと。音楽で言えば「サビ」を指す言葉。
⑦鳥肌が立つ
×感動する ⇒ ◯不快感を表す
気持ち悪い、ぞっとする、恐怖心を感じる、などの状態を表す言葉です。
「感動して鳥肌が立つ」という使い方は誤用なんですね。
続いて、読み方を間違えやすい言葉・・・
①斜に構える
×ハスに構える ⇒ ◯シャに構える
②一世一代
×いっせいいちだい ⇒ ◯いっせいちだい
人生で一度きりと思われるような思い切った行動を取るとき
以上のように・・・
70の手習い(その1~3)でまとめた通り、かなりの割合で間違った日本語を覚えていたり、使ったりしていることに改めて気づいた次第です。
しかし、言葉というものは時代とともに使われ方や意味がどんどん変わっていくものであって、以前は誤りとされていたものがいつの間にか世間一般に通用するようになってきて、許容されるようになってくるものも多くあります。正しい使い方を知りつつ、時代と共に新しい流れを捉えることも大切なように思います。
特にラインやFB・ツイッターなどのSNS(Social Network System)では、言葉を極端に短縮したり、意味を他に転用するなど、若者を中心にして目まぐるしく言葉が変化しています。
40を過ぎた我が娘や息子達も、ラインのメッセージで「りょ」(了解)、「おめ」(おめでとう)、「JK」(女子高生)、「BBA」(ばばあ)などと発言しています。10代~20代の若者はこんな程度ではないでしょうね。70過ぎたおじいちゃん・おばあちゃん達にはもうついて行かれへん(>_<)
まだまだ70の手習い・・・は続きます。次は若者たちが使う言葉でも調べてみようかな・・・と思っています。
さて、畑の方は・・・
野菜の無いままの寂しい畝はこの様になりました。そうです、やっと土づくりをしてから耕し、畝5つを立てたのです。
まずは、畝3本。右前方の中玉トマトは、この後引き抜いてしまいます。
続いて、もう1本。左手のミニトマトの苗と棚も片付けます。
そして、もう1本。黒豆の隣の畝。
トマト(中玉、ミニ)の苗・棚を片付けると見晴らしが良くなりました。
後から植えたミニトマト(屋根なし)2本は未練がましく残しています。まだ結構大きめの実を付けているからです。
このところ、朝夕の気温が下がり秋の気配が漂ってきています。畝の土が馴染んできた頃に、ぼちぼちと種まき・苗植えをするとしましょう。
で、何を作る??? 種から育てる?? 苗を買って植える??
大根、白菜、ほうれん草、ブロッコリー、キャベツ、春菊、カブ、リーフレタス、玉レタス、水菜、チンゲン菜・・・いろいろありますね。
さあ、どれにする?迷っちゃう!!