いつの間にか密かにやって来ていた「短い?秋{%秋webry%}」は、もう深まってきているようです。何と早いことか!! 我が畑では、何とか無事に玉ねぎの苗(極早生の白玉ねぎと赤玉ねぎ)を植えることが出来ました。他に、にんにく・チンゲン菜・そら豆も植えました。にんにくの横には小かぶも。まだ、きぬさやインゲンはこれから種まきです。ぼちぼち黒枝豆の収穫、さらにもう少し先にサツマイモの収穫が待っています。
27日(水)に畑が一段落したので、一足先に「深まる秋の紅葉」を見ようと、六甲高山植物園に行ってきました。実は、今回の投稿の題名は六甲高山植物園のパンフレットから拝借したもので、 「🐿六甲山は一足お先に秋模様🍁🍂」とは、実にうまく表現していますね。ここでは10月中旬から紅葉が始まり、市街地よりも一足早く秋色になってきているのです。夜間のライトアップもしているようです。 家から約50分の距離です。神戸に住んでウン十年ですが、森林植物園は何度も言っているのですが、六甲高山植物園は一度も行ったことがありませんでした。 家内の膝が思わしくないので、ゆっくりと回ることにしました。少しですが、その様子をご覧ください。
まずは直接紅葉とは違いますが、美しい植物などについて触れてみたいと思います。はじめに目を惹かれたのは可憐に咲く美しいリンドウでした。
アザミ、チョウセンイワギク、マムシグサ・・・。とりわけマムシグサはあちこちに生えていて、ちょっと不気味な感じもしました。
食虫植物もありました。
折しも「原種シクラメンとダイヤモンドリリー展」開催中だったので、覗いてみました。 まずは、シクラメンCyclamen。 展示のガラス室に掲示されている説明によれば、サクラソウ科シクラメン属に属する地中海地方が原産の多年草の球根植物。「旋回」「円」=「キクロス」という言葉が由来となっていて、英語のサイクルCycleと同義語。原種のシクラメンが実になる頃、花茎が螺旋状にくるくると巻く姿から名前がついたとのこと。カガリビバナ(篝火花)という別名も。原名を直訳したブタノマンジュウ(豚の饅頭)は、センスなくあまりいただけませんね。
次は、ダイヤモンドリリー。初めて聞く名前でした。 ネットで調べてみると・・・ ダイヤモンド・リリーとはネリネの英名で、ネリネのなかのある種の花がヒガンバナ科ネリネ属で半耐寒性球根の植物。太陽の光を受け、光沢のある花びらがキラキラと光るので「ダイヤモンドリリー」という別名がついたようです。 ダイアモンド・リリーに対して、リコリスの英名はマジック・リリー。おそらく、葉が出ないうちに茎が伸びて突然花が咲くからでしょう。さて日本で良く見かけるのが、ヒガンバナ(リコリスの仲間)(ヒガンバナ属)。こちらは死人花、幽霊花、地獄花などと呼ばれ縁起がよくないとされる花ですが、大きなくくりではダイヤモンドリリーと仲間の花になるようです。同じ仲間でもなんか可哀そうですね。
クリンソウのような花がありましたが、今は秋だし・・・結局名前はわからずじまいでした。ハテ、ハテ??
またまた似た花が・・・。これは、「ヤマラッキョウ」という花でした.
トチノキ。
ヤドリギ。ケヤキ、エノキ、ミズナラ、ブナ、サクラなど種々の木に寄生する植物(地面には根を張らず、他の樹木の枝の上に生育する常緑の多年生植物)。ここでは、エノキに寄生しています。
いよいよ、紅葉した植物達です。
ついでながら、我がマンションの敷地でも紅葉が進んでいます。 ハナミズキ、イロハモミジ、ヒバ・・・
もう10月も終わりですね。11月になればさらに秋がぐっと深まってくることでしょう。本格的な紅葉を楽しむことが出来ると良いですね。では、では。