12月9日。
12月に入っても、コロナ感染者数は相変わらず怖いほどの伸びようです。毎日のように「最多更新」の知らせが目に入ってきます。第1波の「非常事態宣言」時を遥かにしのぐ勢いです。まさに正念場の感です。
私達二人も、予定していた京都北部への旅行をホテル・車中泊も結局はすべて断念しました。
この状況では、だれが考えても不要不急の外出は絶対に禁物ですよね。ひたすら三密を避けて安心・安全の状況を保つことに専念するべき時です。
そんな状況の中、今日12月9日(水)から障害者である娘がショートステイに行きました。感染者が激増する状況の中でも、まだ福祉施設がショートステイを受け入れてくれていることに、ただただ感謝するばかりです。
娘はショートになる度に全身を緊張させて嫌そうな表情をします。それでも毎回心を鬼にして「ごめんね😂」と思いながらステイ先に連れて行っています。
毎日24時間全介助の娘の介護にあたっている家内はいつも睡眠不足等精神的にも肉体的にも疲れ切っています。
もちろん私も何もしていないわけではなく、各部屋や廊下の掃除機かけ・キッチンのシンクの洗い物と片付け、洗濯物の取り込みや折り畳み、娘の定期的な髪切り、等々できる限りのことを行って、二人で毎日を乗り切っています。
そんな家内のために、毎回ショートステイ中だけでもゆっくりくつろぐことができるように「レスパイト」に努めています。
レスパイトとは・・・
レスパイトとは「小休止」「息抜き」「休息」を意味し、介護者が一時的に介護から解放され、リフレッシュや休息をとる「介護者のため」のケアを指す言葉です。
今回は楽しみにしていた旅行はさすがに実行することができず、やむなく人の少ない場所を選んで外出する、家近のお店で美味しいものを食べさせてあげる、などを考えました。
娘のショートステイ一初日の今日は、地下鉄に乗って新神戸駅まで行き布引ハーブ園に行きました。平日の午後2時過ぎなので電車も乗客は少なく、ハーブ園に行くロープウェイ駅もほとんど人はいませんでした。ハーブ園に着くとやはりほとんど人が見えず、貸し切りに近い状態です。(安心・安全‼)
紅葉はもう終わったと思っていましたが、意外にまだ綺麗でした。
山頂駅に着きました。予想した通り人はほとんどいません。これで安心です。
花もきれいに咲き誇っていました。レイアウトがさすがに上手ですね。
家内は土産コーナーで物色中(観光地などではいつもこうです。)なので、私は「いきがり」という神戸ビールをぐびぐびいきました。ビターで癖のある味でした。
展望エリアの一番奥まったところの「森のホール」脇にあったモミジです。赤くはないですが淡く黄色い色づきが意外にきれいでした。
テラスからの展望です。
少し下のほうへ行ってみることにしました。温室があるようです。
温室には熟したドラゴンフルーツも生っていました。食べてみたかったなぁ。
レストランで食事をするつもりでしたが、ランチタイムで終了していたので、代わりにカフェラウンジ(テラス)でホットワインを飲みました。
陽が傾いてきてライトアップが始まりました。ぼちぼちロープウェイに乗ったほうが良さそうです。
最近よく見かけるようになりましたが、撮影スポットにスマホ用の撮影台が置かれていました。スマホが縦横どちらでも立てられるようになっていて、タイマー機能を使えば自分で撮影ができるのです。このアイデアには感心します。「ありがとう」
本日の営業は5時まで???
ロープウェイが動くのは17時15分まで。それを1秒過ぎると、ピタリと止まってしまいます。乗り遅れたら自力で歩いて下山することになってしまいます。絶対に遅れてはならんぞ~~~!!!!
17時少し前にゴンドラに乗りこみました。これで大丈夫!( ホッ (^_-)-☆ )
夕食はどうしようか考えましたが、2019年春に再出発した「新神戸オリエンタルアベニュー」もどこかひっそりしているので、家の近くの「そごう」後にオープンしたPantryで美味しい惣菜を買って家で食べることにしました。
(これが一番安全・安心)
奥さんのレスパイト1日目は終了です。