令和元年度「愛と友情の旅」に行ってきました。<その2>
女満別空港に11:20過ぎに無事着陸して、これから飛行機を降ります。出発時とは逆に、他の乗客が先に降りてその後我々が降ります。座席から機内用の車いすに移乗し通路を通って自分の車いすに移乗。(ここまで、ANAの職員さん達には笑顔で丁寧な対応をしていただきました。簡単なようですが、職員の皆さん必死のようでした。本当に有難うございました。m(__)m )それから預けたトランクなどの荷物を受け取り、到着口を出てリフト付きバスを待ちます。
北海道にはリフト付きバスが札幌にあるだけで、昨日8時間ほどかかって女満別まで来てくれました。(運転手さん、お疲れ様です。)
さあ、バスに乗り込みます。
手順は「その1」で紹介した通りです。
誰も手際よく、連携宜しく動きスムーズに乗り込めました。さあ、ウトロ港に向けて出発です。(ヒグマには会えるかな??皆楽しみなようです)
バタバタと関空を出発したので、添乗員の方から改めて車中での挨拶とコースの案内がありました。
昼食は車中で済ませます。弁当は・・・じゃじゃ~~~ん!「カニイクラ弁当」です。
美味しくて、美味しくて、ぺろりと平らげました。ご馳走様でした{%表情お願いdeka%}
ウトロ港に近づいてきたころ、オシン・コシンの滝を見学。車いすを下ろしている時間的余裕がなく、参加会員の付き添い者(お母さん、お父さん、など)だけで見てきました。会員さんには、それぞれの人から写真で紹介していました。
ウトロ港に到着しました。今度は降りる手順に従い皆が連携します。毎年この「愛と友情の旅」をしていますので、年を重ねるごとにみんなの息がぴったり合ってきて、スムーズさが増しています。
観光船は、大きな船もありますが海岸近くに寄れないので、あえて小さな観光船にしています。ゴジラ岩観光というクルーズ船に乗ります。
観光船の職員さんの中には筋骨隆々の屈強な人もいて、どんどん乗船させてくれます。(もちろん車いすから降りて、船に乗り移るのです。人海戦術です。今回なるほどと思ったのは、タンカー。歩けない人を抱えて船に乗せるよりも、タンカーで乗り降りした方が、安全でしかも早いのです。)
さあ、出航です!!
船長さんが独特の口調でいろいろと案内してくれます。
硫黄温泉が滝として流れている「カムイワッカの滝」に差し掛かりました。
あっ、いました!ヒグマです‼ 遠くからですが、海岸線を豆粒のような大きさでクマが歩いているのを発見! カメラの望遠機能を最大にしてパチリ・・・船も揺れるし、望遠なのでなかなかファインダー内にクマをとらえられません。必死で押したシャッター・・・撮れました(^^)/
間近で見ればこんな感じなんでしょうね。(ネットから拝借!)
このクルーズコースは「ルシャコース」と言って、この時期はヒグマ遭遇率90%以上とのこと。この日は3頭に遭遇しましたが、1頭目は子熊が一瞬だけ出てきてすぐに岩陰に入ってしまったらしいので、この目で現認はできませんでしたが、あとの2頭はしっかりと皆の目に入り、誰もが野生のヒグマに出会えた感動に浸っていました。
こんな雄大な滝もありました。
カメラには収められませんでしたが、マグロがシブキを上げて海面をすごい勢いで泳いでいました。地球の気候変動によって北海道にまでマグロが北上するようになったようです。
ヒグマと、知床半島の大自然の感動に浸りながらウトロ港に戻りました。
「ゴジラ岩観光」は、その近くにゴジラに似た形の岩があることからネーミングしたようですね。ウトロ港から徒歩5分で今日のホテルです。
ホテルのロビーで、入浴・夕食・明朝の予定などを連絡しているところです。
大浴場では、ホテル側の好意により浴場まで車いすで入ることができました。そして、沢山の手洗いタオルとバスタオルを用意してもらったおかげで、不便なくお風呂に浸かることができました。(もちろん温泉ですよ(^^)/)
また、夕食はバイキングで各自自分のテーブルで思い思いのご馳走を楽しみました。
夕食後はお土産タイムになっていたようです。
では、一日目はこれにて無事終了です。お休みなさ~~~い。