かおコロナ禍になり、なかなか帰れなかった広島（家内の実家）に、やっと行くことができました。カナダに住む娘と３人で行って以来３年ぶりです。 １１月１２日（金）～１４日（日）の２泊３日でしたが、出発は娘の仕事が終わってからのため夜８：００となり、広島の家に到着したのは深夜１２：００となってしまいました。実質的に２泊２日のような弾丸スキーツアーに似た予定ですね。 実家には家内の弟夫婦がいるのですが、起きて待っててくれました（申し訳ない<m(__)m>）。夜遅かったのですが、弟が「是非広島の地酒の飲み比べを一緒に楽しみましょう」と言うので、ちょうど寝酒にもなるので「飲み過ぎない」ことを頭に置きつつ楽しむことにしました。帰ると、いつも決まって飲み会になり、いろいろな話で大いに盛り上がり、終始馬鹿笑いしながらついつい飲み過ぎてしまいます。全く飲むのが好きな二人ですね。結局「鴨鶴」大吟醸や竹原市の純米吟醸酒「龍勢」など４種類の日本酒を、飲んで、笑って、日曜日の県知事選（弟は、選管委員として夜半まで立ち会うようです）などの話をして2時間近くも経ってしまいました。反省！！(>_<) 
今回の予定は、１３日（土）にリニューアルオープンされたのに、まだ訪れていない広島平和記念資料館と原爆ドームの見学、そして安芸の宮島（焼き牡蠣、穴子飯が主な目的）、さらに市内へ帰って広島焼きを食べる、です。１４日（日）は、亡き祖父の墓参り、そして特養に入所して以来会えていない母祖（家内の母）との面会です。 この面会には、「ワクチン2回接種済み証明書」と「面会前3日以内のPCR検査の陰性証明」が必要でした。やはりクラスターでも出たら大変なことになるので、かなり神経を使っているようです。当然ですよね。 
さて、翌朝はゆっくりめに起床してから、10時ごろに実家を出ました。宮島へは原爆ドーム近くの桟橋から出ている船で行くので、車は駐車場探しで時間もかかるので、アストラムという便利な新交通システム🚊で市内中心部まで行きました。徒歩で行ける、近くの駅から乗ります。 
広島平和記念資料館近くの駅で降車。歩くとほどなく到着しました。久しぶりの資です。2019年に全館リニューアルオープンし、被災者一人ひとりのことを伝える展示に変えたとのこと。詳細はわかりませんが、やはり衝撃的な展示ばかりです。孫娘にとっても見ておいた方が良いと思って連れて行ったのですが、展示を少し見るなり「早く出よ！早く！」としきりに言い、すごく怖がっていました。小４になる子供にはまだ早いのかもしれません。
原爆死没者慰霊碑です。 
2016年、現職米大統領としてオバマ大統領が初めて広島平和記念公園を訪れたことは記憶に新しいですね。 当時の報道によると・・・ 広島の原爆慰霊碑前で「核なき世界」への決意を語ったオバマ大統領は、演説後に被爆者団体「日本原水爆被害者団体協議会」（日本被団協）の代表委員を務める坪井直氏らと握手をしながら笑顔で会話を交わし、抱き合った姿は日本中に深い印象を残しました。 坪井さんはオバマ氏と握手を交わしながら、「人類の幸せを掴むためにいろいろなことを語ってくれて、私は胸がワクワクしました。91歳ですけどまだ生きますよ」と話しかけたという。 坪井さんによると、「あの事件は既に歴史の一コマであり不幸な一コマであった。アメリカではなく、人類の過ちであった。未来に向かって頑張りましょう。プラハ演説（2009年）でノーベル平和賞を取ったのだから、遊んどったらダメですよ。未来志向で、核兵器のない世界を作り上げましょう」と語りかけるとオバマ氏は笑顔で同意するように応じ、2人で何度も握手をしたという。 被爆者団体「日本原水爆被害者団体協議会」（日本被団協）会員の中には、「なんでわしらの代表が、憎いアメリカ大統領と握手し、抱き合うのか！」と酷く批判する人も少なからずいたと言います。坪井さんの心の底にあるアメリカへの憎しみの心を抱えつつ、オバマ大統領と握手し、抱き合ったのです。 坪井さんの言葉です・・・ 「憎しみを出しても、人に通用しなければ、分かってもらえなければ意味ないんだと。自分がなんぼ腹立ってもダメだ。そういう意味で乗り越えんと、いつまでたっても『アメリカ憎し』になる。腹の底に（その気持ちが）ないといったら、ある。あるが、それを乗り越えんとね、平和はない。幸せはない」 その坪井直さんは、残念ながら今年１０月に貧血による不整脈で亡くなりました。９６歳でした。（被爆により背中にあるはずの造血機能が破壊されてしまったのだそうです。そのために常に貧血に苦しんでおられたことでしょう）ご冥福を心よりお祈りしたいと思います。✞💒
平和記念公園には、多くの修学旅行生等がいました。（コロナがすっかり落ち着いたからでしょうね。このまま続けばいいですが・・・） 
ドームのすぐ近くには「動員学徒慰霊塔」もありました。 
資料館をあとにして、船乗り場で家内のお姉さん（義姉）と落ちあい、いざ乗船へ。 
後部デッキに出てみるととても綺麗です。両岸の木々の紅葉が進んでいます。 
動画も撮りました。若干寒さを伴う風でしたが、爽やかさを感じていただければ・・・
風の音が凄すぎるので、BGMを入れました。
瀬戸内とは言え、川から海へでると波風はやはり凄いです。
間もなく宮島へ到着です。早く牡蠣と穴子食べたいな(^^♪ 
この日は、生牡蠣解禁の２日後でした。(^^♪
今回はここまで。次回「その２」で「宮島の牡蠣と穴子の食べ尽くし、紅葉」、「広島焼き」などを紹介します。 それでは・・・✋
